2007年10月第34回登り窯

登り窯東京国立けんぼう窯
KENBOUGAMA
東京都国立市西2-30-45
TEL. 042-576-8111 fax 042-575-7005
Eメール
info@kenbougama.com

(登り窯所在地) 山梨県甲州市

けんぼう窯では、自前の登り窯施設を使って毎年春と秋の
2回実習を兼ねた焼成を行っています。
2007年10月26日~28日に第34回めの登り窯焼成を
行いました。
焼成中の写真と窯出し風景そして作品の
数々を掲載いたしましたのでご覧ください。


覚えていますか?このシーンAge.35

1996年フジテレビ Age35 ロケシーン
登り窯で撮影。椎名桔平さん水野美紀さんプロレスラーの武藤さんも出演しました。

1996年フジテレビ Age35 ロシーン
登り窯の前で田中美佐子さんと
椎名桔平さん。

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2007年10月
さあ焼成作業の始まりです!!
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午後1時焼成の始まりです。約24人で6時間の作業です。
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さあ、いよいよ窯詰め作業の始まりです。この日はたまたま雨になってしまいました。
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3の間の罐詰の様子。1の間、窯詰め完了。
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2の間の窯詰め完了。2の間窯づめ完了。
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3の間窯づめ完了。さあ焼成開始。はじめはのんびり少しずつ。
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窯の中の炎も少し明るくなってきました。外は大雨ですが、鍋にはおいしいキノコ汁。
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初参加のkさん。焼成開始から7時間が過ぎました。
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ただ今800度。さすまたで、時々薪を移動。1の間は約15時間燃やし続けます。
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2日目の夜、横からの薪の投入開始。2の間、3の間の順に焼きあげます。
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窯の内部はただ今1200度炎は幻想的です。横からの薪投入。とても熱い作業なのです。
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横から投入するまきは細く割ります。2の間の炎は幻想的、まるで霧のように流れます。
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3日目の朝、1班のメンバーです。2班のメンバーです。
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3班の皆様もお疲れ様でした。山はすっかりと秋になっていました。
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栗のイガも中は空っぽ。真っ赤な紅葉も見られました。。
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とちの木もすっかりと紅葉していました。 宿泊施設内部。交代で食事をとります。
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前回春の窯出し風景と作品です。今回の焼成作品は11月11日の窯出し後に掲載させていただきます。

五月中旬になり、窯の周りは急に春らしくなってきました。

いよいよ窯出しです。内部が見えてきました。
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どの部屋もまずまずの焼き上がりのようです。1の間。
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2の間。3の間
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一つひとつ丁寧に手渡しで。この日もさわやかな秋晴れに恵まれました。
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窯出しは15名で約2時間で完了しました。いよいよ全貌が見えてきました。
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約3時間で出し終わりました。大勢でやると早くできるものですね。1の間、2の間、3の間それぞれがよく焼けました。
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やったね。皆様どうもお疲れ様でした。

窯出しされた作品の一部の写真です。

Nさんの作品です。道具土を外すと福の文字がくっきりと現れました。こちらはIさんの作品です。青磁の。
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焼き締めの鬼。笑顔がすてき。備前の特利です。、見事な変化を見せてくれました。
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備前マグカッブ。3の間で焼きました。備前の牡丹餅という技法です。
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備前の角鉢。どっしりして素敵です。志野の水差し。Nさんいい仕事してますね。
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紅志野。見事な変化です。左のアップです。志野特有のピンホールがしっかりと現れています。
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斑唐津、唐津特有の変化のある白が素敵です。唐津の片くち、よう変が見事です。
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志野の湯飲み。

今回の焼成の参加者、Fさんのビードロ釉の作品です。24センチ、初めての大作です。

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Oさんが初めてチャレンジした絵唐津。全体の色調に微妙な変化が現れました。とても美しい仕上がりです。

こちらは備前片口。形と色が見事にマッチしています。
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わら白釉が美しく流れました。左の写真のアップです。
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Iさんの辰砂の壺。深い赤紫が見事です。信楽のぐい飲み。毎回参加のSさんの作品です。
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  以下は前回焼成した作品です。

  
Mさんの作品。霞草を飾るために作りました。
自然に降りかかった灰がほどよく熔けています。降りかかった灰が変化に富んだ色彩に。
Mさんからカスミ草を生けた写真が届きました。
実際に生けてみると見事にマッチしています。
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降りかかった松灰が、二筋の流れを作りました。焼いている途中で灰の中に半分ほど埋もれた作品。
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花瓶。洋花も素敵に生けられそうですね。明るい感じ瀬に焼きあがったつぼ。
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こちらは約10センチほどの一輪挿しです。金属のような渋さの鉢。約20センチ。
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こちらも約10センチほどの花生け。面取りが豪快です。繊細な急須。けんぼう窯スタッフによる作品です。
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足つきの花生け。とても素敵な景色に。かたくち。備前は存在感がちがいます。
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牡丹餅の角ざら。明るく焼きあがりました。手びねりの照明器具。
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唐津の茶碗。偶然こんなに白い斑唐津の発色が。
まさに登り窯の魔術といえます。3年目のYさんの作品。
落ち着いた雰囲気の徳利とぐいのみ。
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こちらも唐津の茶碗。複雑に耀変しました。萩の茶碗もしっとりと焼きあがりました。
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志野茶碗。鉄絵の志野茶碗。
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鉄絵の徳利。鉄の発色が素敵です。釉薬を掛けなかった部分に緋色か美しく現れました。
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白化粧の素敵な茶碗。釉がガラス状に熔けました。焼き締めのコーヒーカップ。コーヒーがおいしそう。
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次回の焼成は平成19年10月を予定しています。

表と裏の変化について
登り窯で焼くと作品に炎があたって、表側と裏側が違った表情に焼きあがります。
ですから窯づめするときには、表と裏を考えながら慎重に作業します。
火に向かった側には自然釉(灰)がかかりやすく、変化が出やすいのですが、
裏側によい景色が現れることもあります。

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前回の登り窯焼はこちらから