登り窯で萩の大道土で作った茶碗を、登り窯で焼いてみました。
焼き上がりは、全体滝にグレーがかったクリーム色で、なんとなくぼんやりして物足りなさを感じました。
しかし、中にお茶をはん分ほど入れて、一晩置いたら写真のように、落ち着いた雰囲気の茶碗に変化しました。
萩粘土独特の、微妙な吸水性と、釉薬の表面に入っていた貫入に地や渋が浸み込み、貫入が淡い色合いで表面全体に浮き上がってきたことによります。
ちなみに、かんにゅうとは、釉薬の表面に入った細かなひび割れのことです。
萩の器は、このように茶渋が少し浸み込むだけでも変化する性質から、お茶の世界では、古くから珍重されているのです。
更に、使えば使う場使うほど、色合いや風あいが変化し続けることから、萩の七化けとも呼ばれています。
しっとりと変化したこの茶碗、見ていると、だんだん好きになってきました。
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国立けんぼう窯
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