昨年秋に登り窯で焼いた茶碗を時々使っていたら、美しい貫入(カンニュウ)が出現してきました。
貫入とは、主に陶器の表面に入る釉薬のひび割れのことで、粘土と、釉薬の収縮率の差によって現れます。
通常、陶器の表面には、遅かれ早かれ入るひび割れなのです。
この茶碗には、萩焼の釉薬が掛けられていますので、はき焼く独特の程よいひび割れが全体に入りました。
使えば使うほどに、お茶の渋がしみこんで、カンニュウの色だけでなく、器自体の色合いも徐々に風合いが変化していきます。
つまり、使えば使うほど味わいが深くなるのが、陶器のもつ魅力の一つともいえます。
萩の七化けという言葉の意味もわかりますね。
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国立けんぼう窯
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