備前の浅鉢。生徒作品。備前らしいシックな焼き上がりです

■2015/05/04 備前の浅鉢。生徒作品。備前らしいシックな焼き上がりです
備前の浅鉢。生徒作品。備前らしいシックな焼き上がりです
登り窯で焼いた備前は、とても落ち着いた風合いを見せてくれます。本当に薪の炎との相性が良いのですね。
今回の、春の登り窯焼成で焼きあげた作品の一つです。
 
登り窯のような薪の窯で、長時間薪を燃やして焼成すると、作品には常に炎とともに、灰が降りかかります。そして、窯の内部が1200度ぐらいの温度に達すると、今まで降りかかった灰がガラス状に融けて、釉薬に変化するのです。この自然に降りかかった灰が融けた状態を自然といいます。

 この作品をじっくりと観察していただくと、炎がどちらから流れていたかわかると思います。つまり、登り窯や穴がまといった、炎が一方向からあたる窯では、必ずこのような変化が現れることになります。ちなみに、作品に炎が当たった側を、火表(ひおもて)、裏側を、火裏と呼びます。

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