辰砂という名前がつけられた釉薬があります。
酸化焼成で焼くと、緑色や水色に焼き上がり、還元焼成で焼くと、赤や赤紫色に焼き上がる釉薬です。
辰砂の意味を調べてみると、水銀の別名ということです。
水銀の鉱脈を実際に見たことはありませんが、この釉薬が水銀の色に似ていることから辰砂釉と名付けられたようです。
写真の三点の様品は、いずれも辰砂釉をかけて登り窯で焼成したものですが、ご覧のとおりそれぞれ色合いが違って焼き上がれました。
窯の内部で不完全燃焼の炎で焼かれると左のように赤く発色し、完全燃焼に近づくに従って、青っぽい焼き上がりになることがわかります。
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