大皿に施された打ち刷毛目の模様。ろくろならではの装飾技法。

■2015/02/22 大皿に施された打ち刷毛目の模様。ろくろならではの装飾技法。
大皿に施された打ち刷毛目の模様。ろくろならではの装飾技法。
 この打ち刷毛目という技法は、ロクロの回転を利用して、規則正しい独特の模様を作り出すことができます。
 もともとは茶色の粘土で作ったものを白く見せるための技法が発展したものですが、簡単にできてゴージャスな雰囲気を出せることもあり、今でも九州の一部で作り続けられている伝統技法です。
 この打ち刷毛目の技法は、どのようにして作られるかといいますと、まず始めに茶色や黒といった色のついている粘土で形を作ることから始まります。
 次に表面ぜんたいに、刷毛などで白い化粧土を塗りつけます。
 そのあとロクロに乗せた作品をゆっくり回転させた状態で、平刷毛を打ち付けるようにして当て続けることによって、このような規則正しい模様がうまれます。
 今回の皿の作者はlさん。この技法ですでに10点以上作られています。
 今回は、白い化粧土を使って作られていますが、ブルーやピンクの色化粧土を使っても面白い表現ができそうです。
 後日完成しましたらまたおみせしますね。
 
 

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